突然ですが、美容室でカットをするときにどうやって髪形を決めているでしょうか。ほとんどの場合、雑誌から選ぶとか、好きなモデルや芸能人の髪形から選ぶ方が多いでしょう。その通りにカットをしてもらっても、なぜかしっくりこず、不満を感じることは誰しも経験をしたことがあるものです。
そこでおすすめなのが「骨格矯正」というカット技法で、ひとりひとりにあった理想的な髪形を見つけられます。こちらの記事では、カット技法の骨格矯正の特徴や効果を解説しています。自分の髪形で悩んでいるならぜひ最後までお付き合いください。
骨格矯正カットとは
骨格矯正カットは簡単に言うと「頭蓋骨の形をよく見て理解し、きれいに見えるようにカットをする」技法です。髪質がひとりひとり違うように頭の形も違っており、同じカットをしてもその人によって見え方や印象が変わり、場合によっては似合わないことも出てきます。
そこで重要なのが骨格矯正カットで、実際に目で見て触ることで髪質や毛量、髪のクセなどその人の特徴を見極めてからカットをおこないます。そうすることで頭の形がきれいに見えるだけでなく、サロンでおこなったスタイリングが自分でも簡単に再現できるのが特徴です。
骨格矯正カットでコンプレックスを解消!そのポイントとは?
骨格矯正カットをおこなうと、コンプレックスに感じている3つのポイントをカバーしてくれます。頭部でよく見られるポイントなので、それらを解消するためにもひとつずつ見ていきましょう。
ハチ張り
ハチ張りとはハチマキを巻く頭部の部分を指し、頭部で一番出ている場所です。この部分が大きく張り出しているとボリュームが出すぎるので、横に頭が広がっているように見えてしまいます。そこでハチ張りの少し下にふんわりとした丸みを持たせることで、全体のバランスが整って頭が小さく見えます。
エラ張り
エラが張っていると顔が大きく見えてしまうので、とくにコンプレックスに感じる部分のひとつです。それも骨格矯正カットでカバーが可能で、小顔に見える髪形がおすすめです。髪のボリュームを顔の横にもってきたり、襟足の生え際の部分(ネープライン)を短くして首を長く見せたりすることで、顔の面積を小さく見せられます。
後頭部の絶壁
後頭部に丸みがなく平らなことを「絶壁」といい、後頭部が直線的に見えるのもコンプレックスです。絶壁部分にふんわりと丸みをあたえ、襟足を抑えることで絶壁の解消につながります。
立体感
骨格矯正カットでは、スタイリングによって立体感を作ることも大切です。カットだけではキレイに見せることに限界があるので、ワックスや泡状整髪剤を使うことで骨格をカバーして、立体感を出すといいでしょう。
骨格矯正カットは魅力がいっぱい!
頭や髪のコンプレックスを解消してくれる骨格矯正カットは、それ以外にも魅力が多くあります。女性はもちろん男性にもメリットがあるので、ひとつずつ解説をしていきます。
自分にあった髪形が見つかる
骨格矯正カットをすることで、自分にあった髪形が見つけられます。いままでどのような髪形にしてもしっくりこなかった人でも、頭の形やクセなどからひとりひとりに合ったデザインが得られるのは魅力です。
毎日のセットでも再現がしやすい
サロンでキレイにスタイリングをしてもらっても、自分でやると全くうまくいかない方も多いでしょう。骨格矯正カットならば再現がしやすく、ドライヤーとスタイリング剤があれば毎日のセットが苦になりません。
とくに男性の場合、過剰にスタイリング剤をつけてしまうことが多く、清潔感の欠けたスタイルになってしまうこともあります。再現がしやすいとスタイリング剤が少量で済むので、清潔感あるセットを簡単にできるのも魅力です。
カットが長持ちする
骨格矯正カットは頭部の形や髪のクセなどに合わせたカットをするので、カット後に髪が伸びても収まりの良い髪形をキープする効果があります。全体的に髪が伸びても元の形がしっかりしているので、気になることはあまりないでしょう。
もう少し伸ばしたいけどクセが出て気になってしまう場合は、その部分だけをカットするのもおすすめです。
まとめ
骨格矯正カットは「頭蓋骨の形をよく見て理解し、頭の形がきれいに見えるようにカットをする」もので、ひとりひとりに合った髪形にカットする技法です。目や手で実際に頭部の形を見極めつつ、その人のコンプレックスを解消しキレイに見えるようなカットを施します。またカットだけではなく、スタイリングをおこなうことで立体感を出し、理想的な髪形を実現していきます。自宅でもスタイリング剤とドライヤーだけで簡単に再現できるので、毎日のセットが苦にならないのは魅力のひとつです。
「有限会社スパングル」では、お客様ひとりひとりにあったカットをおこなっております。髪形だけでなく髪のダメージやクセなど、髪のことならどのようなことでもぜひご相談ください。お客様のご来店をお待ちしております。